宮城県エリア グルメ
2017年07月22日
くろく <醤油らぁめん> -宮城県仙台市-
時間に制限があるためその範囲内でなんとか宮城ラーメンを探ろうと前記事に続いてハシゴであります
そこで2軒目にセレクトしたのが仙台駅周辺エリアでも東口近くにお店を構える人気店『くろく』さん。
コチラは東京・高田馬場の有名店『渡なべ』出身の店主さんが2006年3月OPENしたお店なんだとか。
Barのようなオシャレな店内にはカウンター×10席ほどに15席ぐらいの円卓上のカウンターが完備され、大画面のテレビも設置されるあたりはまるでスポーツバーのような雰囲気さえ感じますね。
遥々庄内からやって来た“いなかっぺ”には場違い甚だしいところでありますが、そこはひた隠しにして券売機と睨めっこであります
メニュー
初訪にはハードルの高いあまりのボタンの多さにあわや卒倒しかけますが、こんな時こそ冷静にポチッと
お昼のゴ―ルデンタイムも後半ながらさすがは人気店だけに来店客はひっきりなし案内されたカウンターは調理全般の作業がガン見できるアリーナ席で到着するまではワンマンで調理する男性スタッフ(店主さんでしょうか?)さんの立ち振る舞いを拝見しますが、とにかく手際が良く他の女性スタッフさん達との連携が見事で続々やって来るお客さんの様々なオーダーを次々とこなしていく姿は圧巻!
週末なんかは通し営業されているだけにこのパフォーマンスをラストまで継続しているとなると恐るべしであります(凄)
▼醤油らぁめん ¥770
シンプルでありながら表現力に富んだアーティスティックな見た目は洗練を極めた淡麗系のお手本のような一杯
玉状にキラめく鶏油に程良く酸味を帯びた醤油ダレの輪郭がクッキリと浮かび上がるスープは宮城県産のみちのく鶏や比内地鶏をベースにした無化調スタイルとのことですが、それだけにダシ感は思いの外控えめな印象で飲む度に醤油の味が強く口いっぱいに長らく止まるだけにどうしても後半はやや単調になりがち。
具材にはゴリ・サクなメンマがかなり個性的で、使い分けされたネギ・彩りに糸唐辛子を配備しやわらかジューシー仕上げのチャーシューに至っては肉好きでなくとも思わず増しにしたくなるほどハイクオリティな間違いない旨さ!!
麺量160gながら小麦の密度がギュッと詰まった弾力が印象的なしなやかな麺は自家製中細ストレートでこの日2軒目ながらスルスルとお腹に収まる美味しい麺です
日々継続して精力的に限定メニューを提供しているところも魅力で、次回はぜひそちらも頂いてみたいと思わされた限りなく高いポテンシャルを秘めたお店でした
ごちそうさまでした!!
【住所】仙台市宮城野区榴岡2-2-12【電話番号】022-298-7969【営業時間】平日11:30~14:00/18:00~23:00 土・日・祝祭日11:30~22:00【定休日】月曜日(祝祭日の場合、翌火曜日お休み)【お店のTwitter】https://twitter.com/ramenquroku
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2017年07月18日
荒町商店中華そば ふじやま <味玉追いサバ節そば> -宮城県仙台市-
この日は珍しく所用で仙台入り
お楽しみはモチのロンでランチでありますが、言ってもそこは人気・実力店がひしめく杜の都だけに選定も一苦労であります(汗)
そこで今回は用事を済ませたところからアクセスが良く、最も気になっていたお店へお邪魔することに。
以前は超の付く人気店として知られた『誠和』さん跡地に居抜きで入られた2015年12月OPENの『ふじやま』さんであります!
コチラはなんでも煮干しに特化したラーメンを提供されており、評判も上々のようで自ずと期待も高まりますね♪
開店から30分ほどを過ぎた時間ながらU字カウンター12席ほどの店内はすでに待機客が出るほどの繁盛ぶりで、あと数分入店が遅れたなら店外待機を余儀なくされるところでありました…(危)
メニュー
今回のお目当てはOPEN当初、レギュラーメニューとして名を連ねていた高濃度な煮干しが味わえること必至だったであろう“黒ふじそば”でありましたが、残念ながら日の目を見ることなくお蔵入りされたのでしょうか?その存在は既に券売機から消えており今現在は中濃・あっさり・限定の3タイプをメインに営業されている模様。
煮干しに偏ったメニューでありながら、年輩のカップルから若い女性・子供連れと客層が幅広いことに感心しつつようやくスタッフのお母さんに食券を渡すと席を指定され案内されます
▼味玉追いサバ節そば ¥880
近年流行の兆しを見せる低温調理を施したチャーシューが一際目を惹く一杯到着
旨味をたっぷりと閉じ込めたまったりとした口当たりの鶏白湯をベースに季節や仕入れ状況で使い分けするという背黒・平子・焙乾うるめ・サバ・アジなどの煮干しを大量に使用した動物系と魚介系の濃厚な味わいがダイレクトに楽しめる2層構造で、熟成させた香川県産たまり醤油をカエシに提供直前サバ節を加え仕上げるエグミ皆無なスープは追いサバと言うだけあり凝縮した煮干しに混ざり喉元を過ぎると置き土産的な感じでサバ特有の風味が口の中にとどまるあたりが特徴的!
あ…コレ、濃厚なのにグイグイイケるヤツだ(嬉)
具材には心地良い清涼感でナイスアシストを見せる玉葱・ネギ・岩海苔に味玉、極め付けに薄いスライスながら噛み応えを残した絶妙な食感のチャーシューが抜群のインパクト!!
麺はもはやニボニボ系にはテッパンであり定番の乃木製麺製・ストレート細麺で麺量こそ200アンダーと思われますが、ザクッとした歯切れが好印象な最高のコンディションでとっても旨し!!
すべての要素が合わされば結果、超特急でKK(完飲・完食)するわけで
ちなみに替え玉は関東方面でお馴染みになりつつある和え麺タイプのようで、庄内であれば麺太・錦町店さんのような感じでしょうか?いろんな食べ方で楽しめるだけに魅力的ですね
煮干し好きの方は必食のお店です!いや~大満足、ごちそうさまでした!!!
【住所】仙台市若林区荒町171【電話番号】022-206-2162【営業時間】11:00~14:00/17:30~20:00 土・日・祝祭日11:00~15:00(全てスープ無くなり次第終了)【定休日】木曜日【お店のtwitter】https://twitter.com/aramachifujiya1
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2015年04月05日
牛たん若 泉店 -宮城県泉区-
いよいよ季節は春ですね♪
そんなこともあり、当ブログでは主にラーメン記事がメインとなっていますが今回はファン登録されて頂いている方に耳よりな情報を!と蔵出しSPであります!!
この日は買い物がてら泉区にやってきており、当然お昼となれば県内屈指の超が付く人気店が点在するエリアだけに麺活プランでいましたが、いい加減連れからは却下されるだろうと断腸の思いで封印し、ならばとご当地名物である牛タンに照準を絞ることに
となればベタに観光雑誌に掲載されてるメジャーなお店よりは地元の方々に高い支持を得ているようなお店を発掘するのもまた食べ歩きの楽しみですよね
そこでお邪魔したのが…
大通り沿いに面した2010年OPENの『牛たん 若』さん。
もちろん宮城のブロ友・hiroさんの反応も良さげなことが追い風になったことは言うまでもありません
まずは人気店を窺わせる先客の待機に連結し、カウンター席に面した厨房から漂う次々網焼きされる香ばしい牛タンの香りを嗅ぎながらイメージを膨らませますww
案内されたやわらかな明るさのスタイリッシュな店内はカウンター8席にテーブル席が7席ほどで様々な客層の方々が利用されているようですね。
メニュー
基本の牛たん定食が税込みでなんとワンペーパーを下回る嬉しい超破格級こうなると問題は味・コスパであります
●牛たん一・五人前定食 ¥1450
惜しげもなく盛られた牛たんのこのボリュームに旨さを最大限引き立てる麦飯・箸休めのお新香・テールスープという万全の組み合わせにはテンションMAXでいにしえから伝わる“三角食べ”がこの時ほど絶大な効果をもたらすものと再確認するにはさほど時間は掛りませんでした(笑)
けっこうな厚切りサイズの牛タンは切れ目を入れることで中までしっかり火が通り、外はほのかにスモーキ―な風味を残しつつ適度な歯応えで噛むほどに旨味が溢れ出る極上の味わい!!!
こうなると惜しむらくは1.5人前のボリュームにもかかわらず大盛りにしなかった麦飯で、バランス的に不足する緊急事態発生
後半は一味と七味が常備された味変アイテムから一味を振りかければまさに2度美味しいを堪能でき、やや薄味の印象を受けたテールスープも抜群の相性を誇る黒胡椒をお好みで振りかけ調整すれば文句ナシ
味・価格・ボリューム・お店の雰囲気と全てにおいて限りなく最上級に値する満足度で、ここ最近では間違いなく最高クラスの超オススメのお店大発見でした
【住所】泉区泉中央4-19-3【電話番号】022-346-1519【営業時間】11:30~15:00/17:00~21:00(Lo.20:30)
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2014年10月30日
おり久 <赤みそ味野菜ラーメン> -宮城県仙台市-
前記事に続き、帰りに立ち寄ったのが仙台でみそラーメンと言えば抜群の知名度を誇る人気店『おり久』さん。
こちらは2013年4月に48号線沿いの現在地に移転OPENされたお店で以前は折立の住宅街にあり駐車スペースも限られていたことからかなりの難関だったそうな。
アイドルタイムを狙ったことからランチ時の行列からは想像できないほどの静けさです。
真新しい縦長の店内はカウンター8席、テーブル席×5に確認しませんでしたがお座敷も完備とか。
まずは気になるメニューを
デフォからやや警戒wの冒険的なメニューのラインナップですが、ここはなんと言っても初訪店サイドメニューのみそおにぎりも定番のようですが看板メニューをオーダー。
▼赤みそ味(辛口)野菜ラーメン 【硬め】 ¥750
王道スタイルのみそラーメン到着
豚のゲンコツ・背ガラに仙台味噌をベースに数種の香辛料をブレンドしたスープは割とオーソドックスな仕上がりながら、自然に食欲を誘うラードで炒めた野菜の香ばしい風味とピリ辛テイストが堪らないどこか懐かしさを感じる味わい。
思いの外ライトなだけに、もう少ししっかりとしたダシのコクみたいなものがあったなら旨さはグンと倍増しそうです
脇を固めるメンマ・チャーシュー・挽肉・白菜・モヤシ・ネギの具材は特にしんなりした白菜の甘味とモヤシのシャキシャキ食感が楽しく、厚切りカットのチャーシューは存在感も十分
保温効果の高いみそラーメンでは硬め指定の傾向が強いだけにお願いした麺はだい久製の手もみされたような角ばった中太麺で、モチモチとした弾力は非常に好みの硬さでスープとの相性もバッチリ150gの麺量もちょうど良くこの日2軒目ながらとっても美味しく頂けました♪
特別なインパクトはないまでも、ふと“あっ、おり久食べたい!”と思えるような麺・スープ・具材の纏まりの良さがきっとたくさんの老若男女幅広い年代のお客さんに支持される理由なのでしょうね。
みそラー好きならぜひ押さえておきたいコチラはアクセスも良く利用しやすい環境が整うだけに、これからの時期は更に激混み必至となりそうです
ごちそうさまでした!
麺の満足度★★★★☆
スープの満足度★★★☆☆
具材の満足度★★★☆☆
【住所】仙台市青葉区落合2-1-1【電話番号】022-797-6335【営業時間】11:00~15:00/17:00~19:30 土・日・祝日11:00~19:30【定休日】月曜日・第3日曜日
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2014年10月26日
中華そば 嘉一 <中華そば> -宮城県仙台市-
行楽日和の休日に買い物で仙台市へ。
駅前周辺は予想以上に混雑していたために、ここは予定を変更しまずはランチすることに。
このエリアでは東北初出店で脚光を浴びた二郎を始め豊富なジャンルのお店が目白押しですが、やはり日曜定休はハードルが高いことから優先的にセレクトしたのが…
2009年10月にOPENすると鶏に特化したスタイルで一躍人気店の仲間入りを果たした『嘉一』さん。
なんでも店主さんは我が山形屈指の名店龍上海や鶏のスペシャリストと称される久慈・千草で修業された方とかでどちらも名の知れたお店だけにワクワクします
さて、かなりの集客を誇るお店だけに行列覚悟で臨みましたが、開店直後ということもあり並びはなくすんなりの初訪店です
と思ったのもつかの間、縦長でL字カウンターに12席ほどの店内はたくさんの立ち待ちのお客さんがカウンターの後ろで待機しており非常に食べづらい雰囲気
メニュー
中華そばに名物の鶏皮や鶏飯・あさりご飯がそれぞれセットになったお得なランチメニューが特に人気のようでオーダー多数。
ここでまさかの定休日が変更していた点にも気付きます…
平ザルを巧みに操り小刻みにステップを踏む店主さんの個性的なダンシング湯切りが無事終了すると到着です
▼中華そば 【硬め】 ¥700
さほど強いインパクトは感じませんが、鶏油で覆われたシンプルなフォルムからはかなりのレベルの高さが窺えます。
青森県産の鶏を使用したこだわりの純鶏スープは鶏油効果も手伝って最後まで熱々の状態をキープしながら、ギッシリ凝縮された鶏本来の味が最大限に楽しめるクオリティの高さでこりゃ~激旨!!!
ゾリゾリッとした食感の食べやすいメンマ、親鳥のもも肉を使用した鶏チャーシューは程良く硬さがあり噛めば噛むほど旨味が滲み出すタイプであまりの旨さに飲み込むタイミングがわからなくなるほどエンドレスで噛んでいたいと思わせる秀逸な仕上がり
ネギが小量なのは香りが強すぎた場合スープの邪魔になるためでしょうか?
麺は龍上海直送の平打ち中太手揉み麺。
しっかりと施された手揉みのおかげで舌を心地良く振動させる啜りの楽しさが味わえ、スープの持ち上げも上々、硬め指定もズバリで麺量も160gほどと楽々KK可能
新規開拓大成功
麺の満足度★★★★☆
スープの満足度★★★★★
具材の満足度★★★★☆
【住所】仙台市青葉区国分町3-8-12【電話番号】022-265-5907【営業時間】11:00~15:00【定休日】水曜日・第1・3木曜日【HP】https://ramen-ka1.com/store-information/
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