2012年02月11日
鮨処 朝日屋 -山形県鶴岡市-
今回やってきたのは最高のネタが頂けると評判高い廻らないお鮨屋さん。
店先にはズラリと路上駐車の列があり人気の程が窺えますね。
満を持しての初訪店です。
大将の気合が入りまくった挨拶と共に2階テーブル席へ。
日本海の景色を望める2階席はどこかテンションが上がります
メニューの一部。
山形県地魚水揚げ第1位と書かれたお品書きにはメインの握り各種、ちらし、巻物、丼物、その他一品料理など魅力的な品ばかり
しばしの検討後『地魚中心の握り』連れイクラ・カニ・マグロが入った『ミックス丼』注文です。
●地魚中心の握り ¥2100
綺麗に並んだネタは塩とレモンがかかったアオリイカ・ノドグロ・ホウボウなど全8カン。
それを目の前に広がる鼠ヶ関沖の景色が引き立てるランチは格別。
普段、主に回転寿司をフィールドにしている私はこのネタすべてのプリプリとした極上の食感・新鮮さに驚愕!!
…、これは旨いまさに絶品です!
セットで付いてくる魚のアラ汁もしっかりダシが効き、別に頼んだ『たこからあげ』も“ゴシュッ、ゴシュッ”と新鮮素材ならではの弾力
決して敷居の高いお店ではなく、我々庶民が気軽に入れる雰囲気が嬉しいですね。
【住所】鶴岡市鼠ケ関丙151【電話番号】0235-44-2855【営業時間】12:00~24:00【定休日】月曜日
2012年02月08日
味な店 成華 <普通の中華・大盛り/みそチャーシュー> -山形県鶴岡市-
豪雪と言えるほどの積雪に見舞われた旧朝日村地区。
あちらこちらで屋根の雪下ろし作業をする光景を目にする週末のこの日、今回は“みそラーメン”を食べようとやってきたお店がこちら。
店内はカウンター4席に4人掛けテーブル×3で食堂的な雰囲気が落ち着きます。
開店直後でどうやら一番乗りのようです
メニュー
前回はカウンター上にメニューが張り出されていましたが、現在は各席に写真付きのメニュー表が常備されており内容に若干の変更もあった模様。
前回オーダー。
▼普通の中華・大盛り ¥500+¥100
▼普通の中華・大盛り ¥500+¥100
(現在のらーめん表記)
こちらは若干脂が浮いた煮干し系が効いた魚ダシの優しいスープ。
それだけに魚ダシスープに馴染みのある方にはほぼ受け入れられる味と思われ、尚且つ“ワンコイン”は嬉し過ぎです
“新登場”のこってりラーメンの存在も気になりつつ、今回は初志貫徹『みそチャーシュー』オーダー。
▼みそチャーシュー ¥800
まるで二郎風を思わせるこのボリューム!!
一般的に“みそラーメン”と言えば挽肉に野菜少々のタイプと野菜たっぷりのタイプがありますがこちらは後者。
前回同様、圧巻の存在感を誇るのがこのチャーシュー。
みそチャーシューにした理由はこれにあります
何を隠そう、こちらのセールスポイントは“チャーシュー”なのです!!(個人的に)
ただ気候もあってかやや冷たくなっているので、ここは焦らず味噌の保温性を利用しスープに沈めしばしキープ。
そのスープですが、それほど特徴ははなく割とオーソドックスな印象ながら味噌特有のコクがあり、たっぷりの野菜にみそラーメンには欠かせないニンニクなどの香味野菜の風味が効果的で旨いです
基本、ラーメンにワカメの搭載は否定的ですがみそラーメンになら気にならないのが不思議です
自家製麺ではないと思われる中細、中太に分類するのが微妙な縮れ麺はタイマー管理されてるためスープとの絡み、茹で加減共にズバリの良好さ
そしていよいよチャーシュー。
残念ながら画像からはこの美味しさが今一つ伝わりづらいのですが、このじっくり煮込まれ味付けされた箸を入れるとホロリと崩れる角煮のような軟らかさは絶品!!!
脂身の部分も少なく女性の方にも抵抗なく食べやすそうです
旧櫛引町・朝日村エリアは地域性でしょうか、チャーシューの完成度の高いお店が多いですね。
頭に思い描いた通りのみそラーメンに大満足
付属の小鉢、食後のコーヒーのサービスも嬉しいです。
鶴岡市では数少ないみそラーメンのお気に入りのお店に加わりそうです
麺の満足度★★★☆☆
スープの満足度★★★★☆
具材の満足度★★★★★
【住所】鶴岡市下名川字落合27【電話番号】0235-53-2417【営業時間】11:00~14:00/17:00~19:30【定休日】火曜日・第2水曜日
2012年02月04日
来々軒 栄町店 【閉店】 <ワンタンメン> -山形県酒田市-
今や酒田ラーメンの代名詞と言えば“ワンタンメン”。
多くのお店が自信を持ってメニューのひとつに掲げている中でも今回やってきたのは緑の暖簾が個性的なお気に入りの老舗。
その昔、本店が中町にあったそうですが現在はこの栄町店のみで出前担当のおじいちゃんと厨房担当のおばあちゃんのツートップがナイスなコンビネーションで切り盛りするお店であります
十分徒歩圏内の範囲でもカブで出前するあたりはおじいちゃんの拘りでしょうか(笑)
昭和の空気漂う店内は昔ながらのL字カウンター10席ほどで常連風のおばちゃんが美味しそうにラーメンを啜っています。
後に来店してくる方々も若者中年夫婦などいかに幅広い客層に好まれているのかが解りますね
吊るしのメニューにはラーメンを始めに全7種。
『ワンタンメン』オーダー。
同時におばあちゃんが機敏な動きで麺茹でにかかります。
中盤には手裏剣を投げるが如くワンタンを投入。
ベテランの卓越した手さばきで一連の工程を終えいよいよ到着です
▼ワンタンメン ¥600
湯けむりから覗いたワンタンメンは実に美味しそうです
レンゲが無いため直接頂く並々と注がれた魚ダシ系スープは醤油ダレとのバランスが良くあっさり仕様で旨いです
麺は中太ストレートでごく僅かに縮れています。
チャーシューは酒田の老舗店でよく見られる硬めのものより軟らかく、しっかり味が滲み込んだタイプ。
程良い餡の味が絶妙にスープとマッチするワンタン、適度な歯応えのメンマとトッピング類のまとまりがとにかく抜群で麺とスープの旨さを更に倍増させる相乗効果を見事に発揮しています!!
これなら“ワンタンメン”のオーダーが多いのも頷けますね。
シンプルであっさりした中にもしっかりとした主張が垣間見れるラーメン。
世間では中華そば一杯¥600が主流の中、このお値段は素晴らしく“チャーシューメン”と“チャーシューワンタンメン”の同額にも驚きです。
駐車場は向かいの文化センター西側です。
※誠に残念ながら2012年2月に閉店されました