庄内平野グルメ行脚・Ver.2

コチラは山形県庄内地方を中心に味はA級・値段はB級な絶品グルメを求め彷徨い歩く庶民派食べ歩きブログです♪

        日本ご当地ラーメン総選挙・酒田ラーメン優勝おめでとう!!


 前記事にて今の置かれた状況にはバッチリハマる衝撃の名店発見に手応えを感じていましたが、それに続けとばかりに今回またしても名店発掘。


この日は県内でも有数なラーメンスポット南陽エリアでランチ♪

過去お蔵入りしてしまった人気店へのリピや気になる宿題店が山積している中、最も興味を持っていたお店に初訪問♪


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住宅街にひっそりと佇む見た目から完全に老舗の部類に入ると思われる『さかえ食堂』さんであります!


多くの地元の方々が袖を通してきたであろうボロボロの暖簾が激シブであります(キャント・ストップ・ザ・ワクワク爆)

店内は左手に4人掛けテーブル×1・2人掛けテーブル×1に右手に小上がり2卓ながらかなりの激狭レイアウト(汗)

左手ドアの向こうが厨房になっており、お父さんが配膳しお母さんが調理するツーオペ営業の模様であります。


メニュー



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人気メニューという餡かけ系のもやしラーメンや真っ黒な焼きそばなど厳選されたメニューからここは当然デフォをオーダー。



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店内を見回しながら待機しますが、限られた体型の方しか利用が許されなさそうなお手洗いの入り口や小上がりの1卓には給水機が置かれており残念ながら2人までの利用しかできないなどオモシロ要素満載(笑)

個人的には単独~2人まででの利用推奨であります。


間もなく運ばれてきたのが…


   ▼中華・大盛り ¥700+¥100
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コレ、またしても出会ってしまった感がハンパない…(動揺)


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高揚を抑え冷静に頂いたスープは暖簾の印字からして、置賜エリアの人気店で多く使用されているヤマイチ醤油と思しきじんわりアプローチする醤油ダレに鶏なんかの動物系に煮干し昆布の魚介乾物系がメインと思われますが、特筆は程良い酸味の出方が素晴らしく最後まで飽きさせない非常に計算されたバランスを保つ稀に見るクオリティの高さに驚嘆!


オオオォォ~( ゚Д゚)ナニコレ!?メッチャ旨い!!


一口目から懐かしさを覚えるのは庄内のノスラーに似ているからでしょうか?なんでしょう、雰囲気的には酒田市にあった『よしのや食堂』さんを思い起こすような味わいで今風に言うならメッチャエモい(笑)


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噛めばイッパツで歯に挟まるジャクジャクメンマ(笑)にそれぞれの特徴を活かしたしっかり味付けされたモモ・バラのチャーシュー・スープに溶けると何とも言えない化学反応を起こす海苔・ちりばめられたネギ・ナルトと素朴な一杯の完成度をより底上げする内容。


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麺は緩やかなちぢれを施した滑らかでモッチリとした弾力の所謂“赤湯系”でしょうか?

自家製と思われる中太麺で、噛めばソフトな食感ながら噛みしめた時の僅かに芯を感じるようなコンディションは狙ったものだとすれば驚愕の想像を遥かに超える激ウマ麺!!

この麺スゲぇ旨い(拍手喝采)

しかも太過ぎないのが個人的にどストライクで麺量もバッチリ300g近くはありそうで完全に魅了、さらに食後あまり余韻が残らないのも地味に凄いですね(震え)


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味変アイテムも充実していますが使用するタイミングすら与えられず一心不乱に完食。

まだ総括するには早いですが、今年頂いた中では完全に上位にランクされる完成度の高さで県内レベルで見ても相当高い域にあるのではないでしょうか(断言)
←※好みによります。

出前もされていることから、おそらく地元の方には常識で知る人ぞ知る的お店なのでしょうね。

さすが南陽市役所には“ラーメン課”が存在するのも頷けるレベルの高さに驚くと共に、市内には知らないだけでまだまだこのクラスのお店がゴロゴロしているものか…(興味津々)


熟練のご夫婦が生み出した会心の一杯に感動!ごちそうさまでした!!!

【電話番号】0238-43-4218
【営業時間】11:00~14:30
【定休日】不定休


山形に住んでいればもはや常識として誰でもお気に入りのラーメンが必然的にあると言っても過言ではないでしょうが、県庁所在地である山形市にも沢山の人気店がある中で長谷堂エリアに知る人ぞ知る人気の老舗店があるのだとか。


しかも2時間半の限られた営業時間もあり、 庄内から向かうにもなかなかのハードルの高さで長らく温めていた宿題店でありましたがこの日遂に念願の初訪店が実現(嬉)


いざ住宅地を半信半疑で進むと目印となる『西養寺』さん発見!


ちなみに来店時はコチラのお寺の砂利スペースに駐車可とのことでトラック等は不可とのことであります(汗)


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その向かいに佇むお店こそ人気老舗店である『武田そば屋』さんであります!


ネットがなければきっとお邪魔することはなかったであろうこの出会いには“ネットありがとう”と素直にお礼を言いたいですね(笑)


いざ、参らん!


オヤジさんとお母さんのご夫婦で切り盛りされる開店間もなくの店内は1人掛けテーブル×2に2人掛けテーブル×1・小上がり1卓とメチャメチャコンパクト(汗)で完全に昭和レトロな空気感。

庄内で言えば酒田の『池田屋』さんのような雰囲気で非常に落ち着きますね(和み)

運良く入れ違いで席をゲット♪

メニュー


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え?お店同様、価格設定までも昭和!?(驚愕)

今や物価高で気軽にフツーのラーメン屋さんに行く機会が激減し、ヤマザワのひまわりラーメンさんが主戦場となりつつあるだけに(爆)この価格帯には嬉しさがこみ上げますね(アメイジング!)


   ▼中華そば・大盛り ¥450+¥100
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うわぁ、もうほぼほぼ旨いヤツ確定やん。(大谷翔平ばりの確信歩き的な気分)

この価格なら最低でも麺増しにしない選択肢はあらず、モチのロンで大盛りで。



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まるで塩ラーメンのような澄み切ったスープは、多方面の口コミでは牛ダシと書かれている方々も拝見しますが、『八幡屋』さんのような牛特有の甘みはあまり感じられず鶏ガラなんかがメインでしょうか?ハテ??バカ舌発動か(苦笑)

ただダシ感自体は弱めながら不思議と物足りなさを感じさせない繊細であっさりとした味わいは評判通りでまさに絶妙(唸)

可能であれば今後濃い口なんかも試してみたいですね。

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程良く噛み応えあるモモチャーシューにジョリジョリメンマ、海苔・ネギ・ナルトとシンプルな内容はこれぞノスラーのお手本ですね。


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合わせる麺は熟成感あるモッチリとした中太麺でソフトな舌触りが印象的で、麺量は240gくらいあるでしょうか?コンディションも上々、このスープには相性抜群!!


このご時世、味はモチロン驚愕のコスパでここまで満足感を得られるお店はラーメン県山形でも貴重で今は無き山形市ラーメン四天王の『よしのや食堂』さんに代わり推す声があるのも納得の名店。


次回は特盛りも視野に味噌ラーでリピは絶対(ニヤリ)


大絶賛の一杯、ごちそうさまでした!!!

【電話番号】023-688-2561
【営業時間】11:00~13:30
【定休日】第一日曜日


この日の休日はご無沙汰していたお気に入り店にリピするべく、パトロールしますが候補のお店はどこも行列が発生しており嬉しい反面複雑な胸中でありましたが(汗)いよいよ今日だけは妥協できないと2週したところで運よく駐車場をゲットできたのが…



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無く子も黙る龍横健の一番弟子『龍横健鶴岡店』さんであります!


※前回までの訪店記事 ①肉そば・バラ肉編
           ②そば・うす口・魚100編
           ③汁なし油そば・魚100編
           ④そば・細麺・うす口・身入り編
           ⑤そば編
           ⑥そば・魚ダブル編
           汁なし油そば・身入り・味玉TP編
           ⑧夏季限定・つけそば・魚ダブル編
           ⑨そば・メンマTP編
           ⑩限定・秋刀魚ラーメン・メンマTP編
           ⑪そば・大盛・魚ダブル・ネギTP編
           ⑫そば・小盛・魚100編
           ⑬そば編
           ⑭そば・うす口編


コロナの影響により食べ歩き自粛期間以来、およそ3年ぶりの訪店…(ヤバ過ぎ)

しかしながら過去何度もお邪魔しており、あの味はすっかり刷り込まれているだけに楽しみ過ぎる(高揚)


メニュー


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さてしばしの待機を経て入店するとスタッフさんにオーダーを伝え席に案内。


前回時以降に当然値上げされていますが、変わっていなければ並盛300gであのクオリティなら納得でオプションのトッピングは頑なに値上げされない姿勢は実に店主さんらしいですね(拍手)

到着までには効率良く回転させるべく、カウンター席なんかは配膳前のお客さんを移動させ後客の為に席を確保するように工夫をされるあたりは流石人気店であります(←ココ重要)


   ▼そば 【魚100TP・硬め】 ¥800+¥50
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2012年のOPENから11年が過ぎもはや風格すら漂う一杯。


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キレのある醤油ダレに豚骨・鶏なんかの動物系に数種類の煮干し・昆布の乾物系を絶妙なバランスで合わせる拘りの無化調激アツスープはこの日も素晴らしい仕上がりで、煮干し油をトッピングすることで発生する爆発的な煮干し風味が堪らなく遠い記憶が鮮明に蘇るこの旨さ!!


やっぱコレだわ…。もはや完成された味ではなかろうか(断言)


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具材には今だ圧倒的存在感を放つ龍横健のシンボル穂先メンマに丁寧に仕込まれたモモ・バラ2種類のチャーシューは秀逸、風味豊かな海苔・清涼感を醸し出すネギとこの日も全パーツが間違いないクオリティの高さをキープ(凄)


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スタッフさんから麺の硬さは?なんて聞かれてつい“硬めで!”とお願いした自慢の自家製麺は言わずもがなの揺るぎない安定感抜群の最高域のコンディション!!

相変わらず豪快に啜った時のブリブリとした口一杯に伝わる振動が楽し過ぎ♪


前回時からかなり久しぶりに頂いたこともあってか、不思議と食べながらその昔タオルを巻いた店主さんが新庄市にあった龍横健本店で修業されていた時代の記憶が蘇る一杯でありました(懐)


まさに洗練、ここに極まれり。ごちそうさまでした!!!



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